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おそ松さん 《二次創作》

第2章 居間にて。

「一松…お前がいなくなったら、俺らは全員生きていけないぞ?少なくとも、俺は無理だ」


「っ…は?な、何言っ…」


ギュッと頭を掴まれ抱きしめられた。


「はなっ…「だって、“俺があいつで、俺たちは俺”だろ?誰か1人でも欠けたら、それは“俺たち”じゃない。6人揃って松野家の六子だろ?他の誰でもない、おそ松、チョロ松、一松、十四松、トド松が必要なんだ!」


「……松も…」


「ん?」


「カラ松もっ…必要、だろ……」


「!!一松っ………」


ばっと掴まれていた肩を離され、キラキラとした目で見てきたカラ松。


「何……」


「ふっ…やはりこの松野家にはナイスガイな俺が必要なんだな」


……少しぐらい素直になっても…


「うん。必要」


「…………」


えっ、何その沈黙っ⁉︎

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