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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第5章 中途半端

「ちーちゃん!」


抱きつかれそうになったけど避けた。
もう懲りないな、あーちゃん。


「なんで避けるの?」


「避けるよ、普通。」


蘭に肩をたたかれた。


「先生、怒ってた?」


「あーうん・・・。」


「もう、明君ったらホントにちこオンリーなんだもん・・・相手大変だよ。」


分かってるよ、そんなの。
あーちゃんは友達以上には思ってるけど恋人の対象で見れないんだよ。


こんなに好かれてるのは有難いよ。
でもあーちゃんみたいな男の子、私には勿体無いぐらい。


華は性格があんなんだけど綺麗な子だったらあーちゃんにお似合いだったんだけどな・・・。

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