テキストサイズ

私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第6章 噂

「え、せ、先生?」


お団子のお姉さんはさらに動揺し始めた。


「この子は愛実<まなみ>って言って高校の同級生。先々週学校帰りに駅でばったり会った。」


先生は私の頭に手をのせて私の事を愛実さんに紹介してくれた。


「と、という事は・・・七瀬くんが担任で・・・その子が教え子って事・・・。」


愛実さんは立ち上がって玄関に向かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ