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私ね先生が好きになっちゃったみたいなの

第6章 噂

「う・・・うん。」


「知子っ!」


「・・・先生?」


気がついたら保健室のベッドの上だった。
話によるとあの後意識を失って何時間もこの状態だったみたい。


「・・・ごめんな。」


先生はそう言うと優しく抱いてくれた。


「ねぇ・・・先生・・・私達どうなるの?」

「・・・・・。」

先生無言・・・。やっぱり駄目なのかな・・・。


「千瀬、右出して。」


え?何言ってるか良く分からない。
でも先生の言われた通り右手を出した。

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