
君とずっと
第6章 告白
私が教室に着いたと同時にチャイムが鳴った
絢音と目が合い、色々聞きたそうだが、先生が来てしまった
電流の話はわけがわからない
きっと授業出てなかったら、もっとヤバかっただろうな……。
「じゃあ、あと1つだけ!」
クラス中がブーイングをした
先生は構わず、黒板に書き始める
先生が書き終え、説明をしようとしたときチャイムが鳴った
「ほら、先生、鳴っちゃったじゃないですか」
「だから、やめた方がいいって言ったのに」
男子が先生に野次を飛ばす
「あ〜、もう、終わり!!明日、説明からやります。はい、号令」
授業が終わった
相変わらずわけがわからない
号令が終わってすぐに、絢音が私の方に飛んできた
そして、抱きついた
「ひなぁ〜!」
「ごめんね、絢音」
私は絢音の頭をなでた
「本当に心配したんだからね!昼休みに行ったときはまだ寝てたし……」
「ありがとう」
私は朝の出来事から全て話した
