君とずっと
第3章 出会い
【放課後】
(今日も西崎君かっこよかったなぁ)
「……あ、ヤバっ!!今日は早く帰ってきてって言われてたんだ!」
私は急いで階段をかけ降りた
しかし!!
急ぎすぎてつまずいてしまったのだ
「あ…」
(ヤバい……落ちる……え?人いるし!!……ごめんなさい!)
私は目を瞑った
「………あれ?」
(痛くない……むしろ柔らかい……ってまさか!!)
「大丈夫?」
そのまさかがあたってしまった
私は階段の下にいた男の人に受けとめられていたのだ
「君、怪我とかしてない?」
「は、はい。大丈夫です…」
しかもお姫様だっこで…。