君とずっと
第4章 衝撃
〔放課後 in校庭〕
「ほら、早く片付けろー」
「「はい」」
「はぁ〜…疲れたっ!」
「…………」
オレは校舎のほうを見ている友達を不信に思い声をかけた
「どうかしたか、壱規[イツキ]」
「いや、あの子いつもいるよなぁと思って」
壱規は校舎のほうを見ながら言った
「どの子?」
「あの子だってば!涼、知らないの!?」
壱規はベランダを指さして言った
「あ〜……知らない」
《ガタンッ》
「うそ………。」
壱規はオレがベランダの子のことを知らなかったことに衝撃を受け、片付けるために持っていたコーンとボールを落とした
「あ、ちょ、壱規!?」
オレはそんなに衝撃を受けられるとは思ってなかったので、驚いた