
君とずっと
第5章 気持ち
あとちょっと、と言いつつ私たちは1時間ほどサッカーをしていた
私はボールをまっすぐ蹴れるようになった
「はぁー……つっかれた〜」
私はベンチにもたれた
「お疲れ、はい、飲み物」
「ありがとう」
「天海、サッカー上手くなったな」
西崎くんは私に笑いかけた
「西崎くんのおかげだよ、ありがとう」
私も西崎くんに笑顔を向けた
「///………どういたしまして」
西崎くんは少し頬を赤く染めながら言った
しかし私は飲み物を飲んでいたので気づくはずもなかった
「じゃあ、帰るか」
「うん」
