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君とずっと

第6章 告白




「ごめんね、ちょっと遅れちゃった」

「ううん、大丈夫。僕もさっき出てきたばっかりだから」


沢村くんはいつもの笑顔で言った

私服もおしゃれでとてもかっこいい



「雛ちゃん」

「ん?」

「その服、似合ってるよ、とってもかわいい」


沢村くんに、そんなキラキラの笑顔で褒められて、嬉しくないわけがない



「ありがとう……」

「じゃあ、行こうか」




私たちはバスに揺られて30分

隣町にやって来た

それまでの間、私は緊張して、沢村くんとろくに話が出来なかった




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