
君とずっと
第6章 告白
「楽しかった〜」
昨夜の不安はどこへやら、私は思い切り楽しむことができた
「よかった、じゃあ、次行こうか」
歩いて十数分
とてもかわいらしいお店にやってきた
「ここがおいしいパフェのお店?」
「うん、そうだよ」
「おしゃれなお店だね〜」
私は店内を見渡した
木でできた机と椅子に白い壁
広すぎず、狭すぎず、とても落ち着ける空間になっている
流れている音楽もかなりいい
「どう?」
キョロキョロと落ち着きなく店内を眺めている私に話しかけた
「すっごくいい」
健くんはニコッと笑っただけで、何も言わず私のことを見ていた
