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あいつとわたし

第1章 あいつとわたし

 そして私が転校して二ヶ月が過ぎた。

 相変わらず西南中学に遊びに行っている。

 今、思うと朝木先生は、いい人だったと思う。世界中のどこを探してもいない。

 入学式のあの出会いから色々なことがあった。

 私が悩んでいるとき、いつも

「こうしたら」

 と言ってくれた。

 他にも私を支えてくれる人がいた。だから私は頑張れた。

 いつも朝木先生は、私に

「明矢香ちゃんは、優しいよ。人のこと心配できて人のこっ考えられてしっかりしてて笑顔が素敵だよ」

 と言ってくれた。

 私は、一度も言われたことなくてそのとき初めて私は、この人なら信用できると思った。

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