いつもとなりで
第1章 いつもとなりで
大きな拍手が巻き起こった。桜先生は委員長が決まりホッとした顔をしている。ちなみに、裕弥は香と同じ美化委員になった。
そして三日後、一泊旅行があるようで。一泊旅行とは新しいクラスの友達と親睦を深めるという意味でやるようだ。
「一泊旅行の実行委員も決めなきゃいけないから、終学活までに考えといてね」
「はーい」
終学活前……。
「美由紀?」
竜也に話しかけられる。
「なっ……何?」
私はビックリする。
「美由紀、実行委員やるよな?」
「竜也は?」
「俺はやるよ」
「あたしもやる!」
「頑張ろうな!」
竜也はニカッと笑った。胸が高鳴った。私は昔からそうなのだ。この笑顔に弱い。
そして終学活の時……。
「それでは、一泊旅行の実行委員を決めます。やりたい人?」
「はいっ!」
竜也と私は手を挙げた。するとみんなは……
「委員長二人だ」
などと言っている。
「この二人でいいですか?」
「もちろんでーす」
みんなは一斉に賛成表示。
「じゃあ、この二人にやってもらいます。二人は放課後、ミーティングがあるから二組の教室に行って下さい」
「はい」
竜也と私は同時に答える。
そして三日後、一泊旅行があるようで。一泊旅行とは新しいクラスの友達と親睦を深めるという意味でやるようだ。
「一泊旅行の実行委員も決めなきゃいけないから、終学活までに考えといてね」
「はーい」
終学活前……。
「美由紀?」
竜也に話しかけられる。
「なっ……何?」
私はビックリする。
「美由紀、実行委員やるよな?」
「竜也は?」
「俺はやるよ」
「あたしもやる!」
「頑張ろうな!」
竜也はニカッと笑った。胸が高鳴った。私は昔からそうなのだ。この笑顔に弱い。
そして終学活の時……。
「それでは、一泊旅行の実行委員を決めます。やりたい人?」
「はいっ!」
竜也と私は手を挙げた。するとみんなは……
「委員長二人だ」
などと言っている。
「この二人でいいですか?」
「もちろんでーす」
みんなは一斉に賛成表示。
「じゃあ、この二人にやってもらいます。二人は放課後、ミーティングがあるから二組の教室に行って下さい」
「はい」
竜也と私は同時に答える。