
ぜんぶ二人ではじめて
第23章 覚悟を決めて
side 七海
ヤスくんとのキスに夢中になっていた。
すっかり、エッチな気分になり、
ベッドまで誘導されて、
下着姿で寝そべったけど、
ヤスくんは私がコンドームを持ってることを知らない……。
どう切り出そう……
持ってると知ったら、
最後までするかな?
多分、するよね。
でも、隠してるのは何だか心苦しい。
そんなことを考えていたら、
身体がこわばって、
緊張してきた。
ヤスくんがベッドに入ってきた。
私に向かって、
優しく微笑む。
「ナナちゃん?」
「ん?」
「どうしたの?緊張してる?」
「うん。」
ヤスくんは、私の変化に気がついていた。
「もしもね?」
私は切り出そうと決意した。
「ん?なに?」
コンドームって言葉を出すこと自体、恥ずかしいよ。
「私が、その……えっと……」
言葉につまる。
「どした?」
待っててくれる。
「うんと……コ……コンドームを持っていたら、どうする?」
言えた!
「使いたいけど……ナナちゃんが怖いならしないよ。」
ヤスくんが優しく言う。
「ヤスくん……」
「持ってるの?」
「うん。この前、田中先生がくれた資料の最後に入ってたの。」
「そうなんだ。どこにあるの?」
「この引き出し。」
そう言って、ベッドサイドにある、小さなテーブルについてる引き出しを指差した。
「一応、ここに置いておくかね。」
そして、ヤスくんが枕元にティッシュとコンドームを置いた。
ヤスくんとのキスに夢中になっていた。
すっかり、エッチな気分になり、
ベッドまで誘導されて、
下着姿で寝そべったけど、
ヤスくんは私がコンドームを持ってることを知らない……。
どう切り出そう……
持ってると知ったら、
最後までするかな?
多分、するよね。
でも、隠してるのは何だか心苦しい。
そんなことを考えていたら、
身体がこわばって、
緊張してきた。
ヤスくんがベッドに入ってきた。
私に向かって、
優しく微笑む。
「ナナちゃん?」
「ん?」
「どうしたの?緊張してる?」
「うん。」
ヤスくんは、私の変化に気がついていた。
「もしもね?」
私は切り出そうと決意した。
「ん?なに?」
コンドームって言葉を出すこと自体、恥ずかしいよ。
「私が、その……えっと……」
言葉につまる。
「どした?」
待っててくれる。
「うんと……コ……コンドームを持っていたら、どうする?」
言えた!
「使いたいけど……ナナちゃんが怖いならしないよ。」
ヤスくんが優しく言う。
「ヤスくん……」
「持ってるの?」
「うん。この前、田中先生がくれた資料の最後に入ってたの。」
「そうなんだ。どこにあるの?」
「この引き出し。」
そう言って、ベッドサイドにある、小さなテーブルについてる引き出しを指差した。
「一応、ここに置いておくかね。」
そして、ヤスくんが枕元にティッシュとコンドームを置いた。
