
ぜんぶ二人ではじめて
第44章 告白と変化
「美月……」
「恥ずかしいよ。こんな……自分から……なんて……」
そう言って、真っ赤になりながら、涙を堪えていた。
そりゃぁ、そうだよな。
もともと、明るい性格なのは知ってるが、こんな大胆なことはしないヤツだと思う。
「キスすれば……いいの?」
「うん!いいよ。」
「分かった……とりあえず、降りて?こっち来いよ。」
俺の上から降りてもらい、ベッドの端に寄って、隣に誘導した。
美月が隣に入った。
入ってから、もぞもぞ……動いてて落ち着かない。
「どした?」
俺は、美月の頭の横に腕をついて、美月を見つめて聞いた。
「恥ずかしい……」
「すっげぇ大胆なことしたんだぜ?」
「う、うん。」
「いざとなると……ってやつか。」
「……」
真っ赤になって、
「可愛いな、美月。……美月を幸せにしたい。」
「ヤス兄……」
「好きだ。」
「ヤス兄……」
ポロポロ……涙が溢れてきた。
「うんッ!ヤス兄……好きだよ。」
「美月……」
そう言って、俺は、美月にキスをした。
優しいキスを。
チュッ……
ドキドキドキドキ……
唇に一度だけ。
柔らかい……
もう少しこのままでいたい……
けど……
唇を離して、見つめた。
「ヤス兄……ありがとう。」
視線を反らす。
「何、反らしてんだよ。」
少し、からかう。
「恥ずかしいもん!」
「可愛いなー、そーゆーの。」
頭を撫でる。
ますます赤くなる。
「美月…」
「キスできて良かった。」
そう言って、ふんわり笑った。
今までの笑顔と少し違う。大人びた表情だった。
「恥ずかしいよ。こんな……自分から……なんて……」
そう言って、真っ赤になりながら、涙を堪えていた。
そりゃぁ、そうだよな。
もともと、明るい性格なのは知ってるが、こんな大胆なことはしないヤツだと思う。
「キスすれば……いいの?」
「うん!いいよ。」
「分かった……とりあえず、降りて?こっち来いよ。」
俺の上から降りてもらい、ベッドの端に寄って、隣に誘導した。
美月が隣に入った。
入ってから、もぞもぞ……動いてて落ち着かない。
「どした?」
俺は、美月の頭の横に腕をついて、美月を見つめて聞いた。
「恥ずかしい……」
「すっげぇ大胆なことしたんだぜ?」
「う、うん。」
「いざとなると……ってやつか。」
「……」
真っ赤になって、
「可愛いな、美月。……美月を幸せにしたい。」
「ヤス兄……」
「好きだ。」
「ヤス兄……」
ポロポロ……涙が溢れてきた。
「うんッ!ヤス兄……好きだよ。」
「美月……」
そう言って、俺は、美月にキスをした。
優しいキスを。
チュッ……
ドキドキドキドキ……
唇に一度だけ。
柔らかい……
もう少しこのままでいたい……
けど……
唇を離して、見つめた。
「ヤス兄……ありがとう。」
視線を反らす。
「何、反らしてんだよ。」
少し、からかう。
「恥ずかしいもん!」
「可愛いなー、そーゆーの。」
頭を撫でる。
ますます赤くなる。
「美月…」
「キスできて良かった。」
そう言って、ふんわり笑った。
今までの笑顔と少し違う。大人びた表情だった。
