
薔薇寮の淫
第8章 愛するという意味
・藤ヶ谷side
時刻はちょうど1時、俺達は今わたの部屋にいる。
横「そんな顔をしてどうした?太輔」
そして―
そこには、勝ち誇ったかのように自分の腕の中にいる北山を。
愛おしそうに抱きしめている、わたの姿があったんだ
それもベットの上で、クッ
あげく下半身を布団で隠しているとはいえ。
どう見ても2人が全裸なのが分かり
宮「もっ、もしかして今までしてたって事」
玉「宮田!」
宮「あっ チラッ」
藤「くっ」
横「なにを今さら当たり前じゃん驚く方がおかしい」
その現実を目の当たりにし俺の心は散々に乱れてしまう。
横「俺達は愛し合っているんだから、なぁミツ」
そのうえ北山は、全くこっちを見ようとしなくてよ。
わたの顔だけをジッと見つめているんだ。
北「それについての返事はまだしていないぞ」
横「確かに、だが気持ちは既に固まっている違うか」
北「ケジメをつけた後で、それが条件なのは変わらないわ」
ニ「ケジメって」
千「ガヤさんとの事」
玉「千賀!」
千「だって他には」
ニ「だからガヤも呼んだっていうんだな」
横「こいつが来なければ、意味ないだろ」
なるほど、駄目押しをしてやろうってわけ。
ご丁寧に、どうも フッ
横「しかし、その前に裕太お前はどうする?」
玉「えっ」
横「ミツに正々堂々と告るって約束したんじゃなかったっけ」
玉「あ、うんまぁーそうだけど」
横「こいつ、その事も気にしててなかなかうんと言ってくれないんだ」
玉「俺は」
横「なんだったら今しても構わないけど」
玉「‥‥っ」
横「はっきり出来てこっちとしても助かる、どう」
一石二鳥だしって言いたいんだろ。
さすが、わた抜け目がない
玉「俺はいいや」
横「なぜ?」
玉「ガヤを見てて分かった本当に好きになるってどういう事なのか」
横「そっか、つまりはミツに対しての気持ちは本物ではなかった、そう言いたいんだ」
玉「好きだよ今でも、けどあの時とは違う」
横「どんなふうに」
玉「ねぇミツ本当にいいの選ぶ人を間違えてないもう一度よく考えてみろよ」
北「タマ」
玉「俺はミツが心から好きだと思う人と」
・
時刻はちょうど1時、俺達は今わたの部屋にいる。
横「そんな顔をしてどうした?太輔」
そして―
そこには、勝ち誇ったかのように自分の腕の中にいる北山を。
愛おしそうに抱きしめている、わたの姿があったんだ
それもベットの上で、クッ
あげく下半身を布団で隠しているとはいえ。
どう見ても2人が全裸なのが分かり
宮「もっ、もしかして今までしてたって事」
玉「宮田!」
宮「あっ チラッ」
藤「くっ」
横「なにを今さら当たり前じゃん驚く方がおかしい」
その現実を目の当たりにし俺の心は散々に乱れてしまう。
横「俺達は愛し合っているんだから、なぁミツ」
そのうえ北山は、全くこっちを見ようとしなくてよ。
わたの顔だけをジッと見つめているんだ。
北「それについての返事はまだしていないぞ」
横「確かに、だが気持ちは既に固まっている違うか」
北「ケジメをつけた後で、それが条件なのは変わらないわ」
ニ「ケジメって」
千「ガヤさんとの事」
玉「千賀!」
千「だって他には」
ニ「だからガヤも呼んだっていうんだな」
横「こいつが来なければ、意味ないだろ」
なるほど、駄目押しをしてやろうってわけ。
ご丁寧に、どうも フッ
横「しかし、その前に裕太お前はどうする?」
玉「えっ」
横「ミツに正々堂々と告るって約束したんじゃなかったっけ」
玉「あ、うんまぁーそうだけど」
横「こいつ、その事も気にしててなかなかうんと言ってくれないんだ」
玉「俺は」
横「なんだったら今しても構わないけど」
玉「‥‥っ」
横「はっきり出来てこっちとしても助かる、どう」
一石二鳥だしって言いたいんだろ。
さすが、わた抜け目がない
玉「俺はいいや」
横「なぜ?」
玉「ガヤを見てて分かった本当に好きになるってどういう事なのか」
横「そっか、つまりはミツに対しての気持ちは本物ではなかった、そう言いたいんだ」
玉「好きだよ今でも、けどあの時とは違う」
横「どんなふうに」
玉「ねぇミツ本当にいいの選ぶ人を間違えてないもう一度よく考えてみろよ」
北「タマ」
玉「俺はミツが心から好きだと思う人と」
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