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薔薇寮の淫

第1章 それぞれの事情

・玉森side

玉「わた、俺」

横「好きにすればいい」

玉「‥‥っ」

横「俺は縛るつもりはないネコはおまえだけじゃないし、だから自分がしたいようにすればいい他のやつとやりたければすればいいんだ俺が決めたルールと方針さえ守っていれば何も言わないから、フッ」

玉「ふっ、俺わたで良かった」

横「んっ?」

玉「襲われたのが ニコッ」

横「そっか、フッ」



次の日―



玉「宮田、お願いがあるんだけど」

宮「なに俺タマの願いなら何でも聞くよタマが笑っててくれたらそれだけでいいから ニコッ」



そうだな、おまえはいつもそう言ってくれてた。



玉「ふっ」

宮「んっ?」



わたにやられちゃった俺を見てしまった後でも…



玉「俺を抱いて ニコッ」



そんな宮田にどれだけ救われたかしれないよ。



宮「たっ、タマ!?」



もし、あれから宮田が奴らを見るのと同じような眼で俺のことを見ていたら。

きっと耐えられなかったと思うし。



玉「俺、宮田に抱かれたいダメ?ニコッ」



だから決して独りにはしない。



宮「ダメ…じゃない‥けどいいの?俺なんかで」



宮田がそうしてくれたように。



玉「うん俺、身体で宮田を感じたいんだ ニコッ」



これからも、ずっと離れず傍にいるよ。



宮「タマあぁーっ、ギュッ」

玉「ごめん、辛い思いさせちゃって」

宮「いいんだタマが傍にいてくれさえすれば俺はそれで、クッ」



チュッ、俺達は愛し合った



玉「みっ、宮田、もっと、ああっ、激しく」

宮「タマ、タマあぁーっ」



ギシッ、ギシッ!

そして、こいつも俺と一緒にわたのグループの一員となり。

今ではニカやガヤとも仲良くやっている。

千賀とは、あいつはネコ専だからやらないけどね。



玉「あの人いい フフッ」

宮「タマ?」



でも、そんなときに入って来た転入生に俺は心惹かれちゃってさ。

彼が欲しい初めてそう思ったんだ。

あの身体を、自分のモノにしたいって。

仲間同士で奪い合うなんてそんなつもりはない。

そんな事をしなくても手に入れる方法を俺はもう知っているから。

それは、自分が初めて攻めに目覚めた瞬間だった。

その出会いにより―





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