
薔薇寮の淫
第2章 狼の群れの中へ
・北山side
親が離婚し、どっちも俺を引き取るのを拒否った。
それが、ここへ来た理由。
戸「俺 戸塚祥太 宜しく」
北「あ、北山宏光 」
―が、どんな所かは人手伝いに聞いていたから大体の予想はついていたが。
こいつは…
北「お前どうしてこの学校へ来たんで?」
どう見ても問題を抱えてるようには思えなくそう聞いてみると。
戸「寮があるから ニコッ」
北「えっ、それだけ」
戸「後は自室で個別に勉強ができる俺、教室でみんなと一緒って苦手なんだ」
北「んで、ここへ来たってわけ」
戸「そうだけど、他になにか理由が必要?クスッ」
笑顔がめっちゃ可愛い奴、それがトッツーの第一印象だった。
これから、自分の身に降りかかることがどんなことか知りもせず。
屋「よーし、じゃあ教室へ行くぞ」
それから、担任だとかいう背のちっこい奴に連れてかれ。
俺達は教室へと向かい。
屋「あっ、前もって言っておくが学校のパンフを見ても分かるように殆ど教室は使わない」
あぁ、知ってるぜ。
ここは、全員集まる必要があるときだけ教室へ行く。
あとはパソコンによる個人授業。
いちいち揃って勉強なんかしたりはしない。
だから生徒は寮でやりたい放題、だろ?フッ
まっ、言ってみれば大人達が手に負えない連中ばかりを集めた。
監獄みたいなもんだかんな
が、そこにあいつはいたんだ。
ガラッ!
藤「えっ、北山」
北「藤ヶ谷!?」
横「なんだ知り合い」
玉「そうなの?ガヤ」
千「すっげー偶然じゃん」
ニ「こんな所で会うなんてさ」
宮「世の中わからないものだね」
俺と藤ヶ谷は、幼稚園から小学校まで一緒だった時期がある。
幼馴染み?ちと違うな。
俺は、こいつが嫌いだったから優等生ぶっててよ。
なんの苦労も知らないボンボン、だがそんな奴がどうしてここに?
藤「驚いたか」
北「‥‥‥」
藤「俺もいろいろあって、今じゃ疎外されてる身ってわけ」
北「お前いつからいるの」
藤「1年になるかな」
そんなに!?
・
親が離婚し、どっちも俺を引き取るのを拒否った。
それが、ここへ来た理由。
戸「俺 戸塚祥太 宜しく」
北「あ、北山宏光 」
―が、どんな所かは人手伝いに聞いていたから大体の予想はついていたが。
こいつは…
北「お前どうしてこの学校へ来たんで?」
どう見ても問題を抱えてるようには思えなくそう聞いてみると。
戸「寮があるから ニコッ」
北「えっ、それだけ」
戸「後は自室で個別に勉強ができる俺、教室でみんなと一緒って苦手なんだ」
北「んで、ここへ来たってわけ」
戸「そうだけど、他になにか理由が必要?クスッ」
笑顔がめっちゃ可愛い奴、それがトッツーの第一印象だった。
これから、自分の身に降りかかることがどんなことか知りもせず。
屋「よーし、じゃあ教室へ行くぞ」
それから、担任だとかいう背のちっこい奴に連れてかれ。
俺達は教室へと向かい。
屋「あっ、前もって言っておくが学校のパンフを見ても分かるように殆ど教室は使わない」
あぁ、知ってるぜ。
ここは、全員集まる必要があるときだけ教室へ行く。
あとはパソコンによる個人授業。
いちいち揃って勉強なんかしたりはしない。
だから生徒は寮でやりたい放題、だろ?フッ
まっ、言ってみれば大人達が手に負えない連中ばかりを集めた。
監獄みたいなもんだかんな
が、そこにあいつはいたんだ。
ガラッ!
藤「えっ、北山」
北「藤ヶ谷!?」
横「なんだ知り合い」
玉「そうなの?ガヤ」
千「すっげー偶然じゃん」
ニ「こんな所で会うなんてさ」
宮「世の中わからないものだね」
俺と藤ヶ谷は、幼稚園から小学校まで一緒だった時期がある。
幼馴染み?ちと違うな。
俺は、こいつが嫌いだったから優等生ぶっててよ。
なんの苦労も知らないボンボン、だがそんな奴がどうしてここに?
藤「驚いたか」
北「‥‥‥」
藤「俺もいろいろあって、今じゃ疎外されてる身ってわけ」
北「お前いつからいるの」
藤「1年になるかな」
そんなに!?
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