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・二階堂side

投票日―



千「なぁニカは誰に入れんだ？」

ニ「俺？内緒、ﾆｯ」

千「教えろって」

ニ「そういう千賀は、誰にするんだよ？」

千「もちろん」

ニ千「ガヤとミツうぅ」

ニ「同じじゃん ｸｽｯ」

ニ千「あはははっ」



自分の好きなカップルに、１票入れる。

いたってシンプルなやり方



宮「キタミツとガヤさんもいいけど何気に千さん可愛くない？」

玉「可愛い、千賀が？」

宮「うん ｴﾍｯ」

玉「あっそ、だったら宮田はあのニカ千コンビに入れればいいじゃん」

宮「タマは？」

玉「聞くの俺がミツ好きなの知ってて」

宮「ぁ…いや‥怒ってる」

玉「怒ってない！」

宮「怒ってるでしょ？」

玉「怒ってないって言ってるじゃん！」

宮「やっぱ怒ってるぅー」



それは宮田が千賀を可愛いだなんて言うからだろ。



河「あらら痴話喧嘩お二人さん？ｸｽｯ」

玉「そんなんじゃ」

河「意見が割れてるなら、清き１票を俺らに ﾆｯ」

玉「へっ？」

戸「河合、玉森たちを勧誘してどうすんの」

河「きゃははは、１度やってみたかったんだよなぁーこれ ｸｽｯ」

戸「…はぁ」



場所は学校の校舎内―

こんなに大勢集まったのは何年ぶりだろう。

ガヤガヤガヤ！

ごっちがボソッと呟く…



塚「さぁさぁ、みんな投票してズルしちゃ駄目だよ、公正にね」



張り切ってるなぁ塚ちゃん

そんな様子を黙って見ているわったーの姿があった。





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