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薔薇寮の淫

第1章 それぞれの事情

・横尾side

藤「わた転校生が来たぜ」



こいつは藤ヶ谷太輔、俺のグループの一員だ。

ちなみに今はフリー、特定の相手はいない。



ニ「2人だってよ、どんな奴らだろ」



二階堂高嗣、今は俺のネコだが自分のネコを連れ転入して来た珍しいやつ。



千「また、激しい争奪戦になるのかなぁ」



で、千賀健永こいつがそのネコってわけ。



玉「俺、今回は攻めに回ってもいい?」



玉森裕太、可愛い顔をしているが腹黒で底知れぬものを持っている。

ちなみにこいつも俺のネコ



宮「えぇーっ、そんなタマ俺はどうしたらいいわけ」



宮田俊哉、裕太をモノにしたら勝手について来た。

いってみればあいつの部品みたいなもん。



横「なに珍しいことを言うじゃん、どうかした?」

玉「実はさ、さっき覗いちゃったんだよね」

藤「もしかして職員室?」

玉「そう、フッ」

ニ「ははぁーん、好みだったんだろ」

玉「あったりぃー」

宮「うえぇーっ」

玉「さっきから煩い宮田」

宮「シュン」



俺達の関係は、フィフティフィフティー。

健永はニカのネコだが太輔にも抱かれている、もちろん俺にも。

ニカと裕太は2人してやることもあれば、太輔や俺の相手を個別でしてる。

まぁグループ内では当たり前のことだと思ってくれたらいい。

宮田はここでは珍しく裕太一筋。

が、当の裕太はあまり相手をしてくれないらしい。

さて、いよいよ注目の転校生の登場だ。

しっかり見極めなければ、仲間にするかしないかを。

周囲がシーンと静まり返る中、そいつは姿を現した。

俺達の目の前に―





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