薔薇寮の淫
第4章 嵐の幕開け
・藤ヶ谷side
ノックする音が聞こえドアを開けたら。
そこには北山の姿があった
藤「なっ、お前なにやってるんだよこんな時間に独りで出歩いたら襲って下さいって言ってるようなもんだろ」
まさか本当に来るだなんてわたの勘は凄いや。
北「来ちゃ迷惑だったか」
藤「だからそうじゃなく」
北「なら帰る」
藤「ちょ待てて」
グイッ!
北「…っ、放せ藤ヶ谷」
ドンッ!
藤「うわっ」
お前が、帰るだなんて言うからだろ。
なにも突き飛ばすことないじゃん。
北「上がるぞ」
と、今度は何事もなかったかの如くズカズカと部屋の中へ入って来てさ。
北「横尾さんいねんだ?」
そのままストンとソファーの上へ座ってしまい。
藤「わたなら、タマんちへ行ってる。で?何か用」
だからさり気なく俺も隣へ座り聞いたんだが。
とたんに―
北「ちけぇよ」
そう言って身体を離す北山
藤「別にいいじゃん、なに意識してんだよ?クスッ」
俺は何となく挑発してみたくなり逆に近づいてみる。
すると…
北「してねぇって、つうか近づいて来るんじゃね」
こいつ、また離れてさ。
それからくっついては離れ又くっつきを繰り返すアホな俺たち。
北「ちょ、いい加減にしろ藤ヶ谷」
藤「お前こそ狭い部屋の中で何やってるの、それともなに?期待でもしてた」
北「んなわけねぇだろ」
藤「だったら、落ち着けって」
そう言うと、やっと動くのをやめる。
藤「じゃ、取り合えず何か飲む?」
俺はキッチンへ行き、コーヒーを入れ。
手元にあるわたから貰った例のもんをジッと見つめていたんだ。
どうする?使うか使わずにおくべきか。
北「藤ヶ谷」
と、そのとき北山から声が掛かり。
藤「なに?」
北「あ、その昼間は悪かったな」
藤「えっ」
北「ちょっと言い過ぎた」
藤「北山」
北「ちっ、ちぃーとだけだぞ クスッ」
藤「‥‥っ」
笑った。
北「んっ?どうしたんで」
北山が、俺に笑顔を向けてくれている。
北「おーい藤ヶ谷?フッ」
ほらまた…
わたゴメン俺やっぱり使いたくない。
自分らしく直球で行くことにするよ。
・
ノックする音が聞こえドアを開けたら。
そこには北山の姿があった
藤「なっ、お前なにやってるんだよこんな時間に独りで出歩いたら襲って下さいって言ってるようなもんだろ」
まさか本当に来るだなんてわたの勘は凄いや。
北「来ちゃ迷惑だったか」
藤「だからそうじゃなく」
北「なら帰る」
藤「ちょ待てて」
グイッ!
北「…っ、放せ藤ヶ谷」
ドンッ!
藤「うわっ」
お前が、帰るだなんて言うからだろ。
なにも突き飛ばすことないじゃん。
北「上がるぞ」
と、今度は何事もなかったかの如くズカズカと部屋の中へ入って来てさ。
北「横尾さんいねんだ?」
そのままストンとソファーの上へ座ってしまい。
藤「わたなら、タマんちへ行ってる。で?何か用」
だからさり気なく俺も隣へ座り聞いたんだが。
とたんに―
北「ちけぇよ」
そう言って身体を離す北山
藤「別にいいじゃん、なに意識してんだよ?クスッ」
俺は何となく挑発してみたくなり逆に近づいてみる。
すると…
北「してねぇって、つうか近づいて来るんじゃね」
こいつ、また離れてさ。
それからくっついては離れ又くっつきを繰り返すアホな俺たち。
北「ちょ、いい加減にしろ藤ヶ谷」
藤「お前こそ狭い部屋の中で何やってるの、それともなに?期待でもしてた」
北「んなわけねぇだろ」
藤「だったら、落ち着けって」
そう言うと、やっと動くのをやめる。
藤「じゃ、取り合えず何か飲む?」
俺はキッチンへ行き、コーヒーを入れ。
手元にあるわたから貰った例のもんをジッと見つめていたんだ。
どうする?使うか使わずにおくべきか。
北「藤ヶ谷」
と、そのとき北山から声が掛かり。
藤「なに?」
北「あ、その昼間は悪かったな」
藤「えっ」
北「ちょっと言い過ぎた」
藤「北山」
北「ちっ、ちぃーとだけだぞ クスッ」
藤「‥‥っ」
笑った。
北「んっ?どうしたんで」
北山が、俺に笑顔を向けてくれている。
北「おーい藤ヶ谷?フッ」
ほらまた…
わたゴメン俺やっぱり使いたくない。
自分らしく直球で行くことにするよ。
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