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薔薇寮の淫

第5章 波立つ波紋

・玉森side

北「タマどうしたんで独りか」

玉「うん、ガヤは?」

北「あいつなら千賀に泣きつかれ奴の部屋へ行ったぜどうせまた2人してするんだろ」

玉「そうなんだミツはそれで平気なの?」

北「別に俺は何とも思ってないから」

玉「ふーん、中へ入ってもいい?ニコッ」

北「構わないよ クスッ」



バタン、カチッ、鍵は閉めた。



玉「トッツーもいないんだね独りで退屈してたでしょ」

北「この方が気楽でいいわここんとこいろいろあったから、かえって清々する」



あとは、この薬を飲ませ。



玉「なんか飲み物をもらっていいかな」

北「あぁ、勝手に飲めば」

玉「じゃあココア、ミツも一緒に飲もう ニコッ」

北「おう、フッ」



それにしても、警戒心なさ過ぎ クスッ



玉「はい ニコッ」

北「Thank you、ゴクン」



俺だって、やるときはやるんだから。



北「ゴックゴクッ、うっめぇ」

玉「うん甘くて美味しい」

北「ところでさタマ」

玉「なに?」



俺たちはソファーに座り、普通に話しをしていた。



北「お前は、どうしてその横尾さんとそういう関係になってしまったんで?」

玉「知りたい?クスッ」

北「あ、まぁーそういったタイプには見えなかったから、ちぃとその気にはなってはいたんだけどよ」

玉「じゃ教えてあげる」

北「んっ?」

玉「襲われちゃったからに決まってるじゃん クスッ」

北「襲っ…ビクッ」

玉「ここでは、当たり前のことでしょ?ニコッ」

北「たっ…タマ‥クッ」

玉「なーに?」

北「‥‥‥」

玉「どうかした?クスッ」

北「…あっ…うっ‥クッ」



途端、ミツの身体が硬直し始め。





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