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薔薇寮の淫

第5章 波立つ波紋

・横尾side

ギシッ、ギシッ!


ニ「んっ、ああぁ、いっ、すげっ、うっ、あっあっ」



ずっと俺の傍にいる…か。



ニ「わったーもっと、あぁそこっ、いいっ、くっあっひっ、あっいぃーっ」



気持ちだけ受け取っておく



ニ「あっあっあっ、んっ、あはっ、いっ、うあイク、んああぁーっ」



お前は俺のものじゃない、健永のものだから。



ニ「…っ、ハァハァ‥わったー大好き…ニコッ」

横「ニカ、チュッ」

ニ「んんっ」



いつかは返してやらないと

それから夕方になってミツのところへ行っていた健永が戻って来たんだが。



千「ガヤさんは確かにあの部屋にいたよバックの中に着替えをちゃっかり持って来てて」

横「そうか、やっぱり」

千「それと、ごっちにさっき会ったんだけどさ」

横「んっ?」



太輔が管理人に部屋替えを頼んでいる?

おまえ本気なのか…

マジでグループ内の方針に逆らおうっていうんだな。

だったら、こっちも容赦はしない。

が、取り合えずは裕太だ。

まず、あいつがミツを襲えるチャンスを作ってやろう



横「ニカ、この事を裕太にも教えてやれ」

ニ「あ、うん」

横「健永」

千「なに?」

横「明日の昼間、そうだな2時くらいでいい上手く、太輔を部屋から連れ出すんだ」

千「分かった」

横「その事もニカはさり気なく裕太に伝えとけ」

ニ「わったーあいつにやらせる気?」

横「望んでいる事を叶えてやるだけさ、フッ」

ニ「‥‥‥」



太輔は、何だかんだ言って健永を弟みたいに可愛がっている。

すがって来られたら放ってはおけないはず。

ミツ、悪いがこうするしか道はないんだ。

じゃなきゃお前ら2人とも欲望に狂った連中の制裁を受けてしまう。

だから堕ちて貰うしかない俺の腕の中に。

翌日、ニカから話しを聞いた裕太は。

太輔が、健永に呼び出され外出した隙を狙いミツへ会いに行った。

だが、その結果は。

俺にはどうしてもやり遂げなければならない事がある

その為に今日まで頑張って来たんだ。

五関と2人、あいつ飯田のやろうとしていた事を実現する為に。

会いたい今、凄くあいつに

力を貸してくれ頼む、俺に勇気と鬼になる心を。

全ては、ここにいる連中と

これからも入って来るだろう後輩たちの未来の為にも





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