薔薇寮の淫
第6章 仕掛けられたら罠
・藤ヶ谷side
タマが俺に宣戦布告し部屋を出て行ったあと。
北「…っ、ハァハァハァ」
藤「ちょ、お前どこへ行くんだよ」
北「ふっ、風呂…入っ‥て来る…クッ」
北山はまだ思うように動けない身体を起こし。
フラつきながら、浴室へと向い。
藤「なっ、手伝おうか」
北「いい…ってば‥クッ」
藤「無理すんな」
が、その姿に見てられなくなった俺が手を差し出した途端に。
北「触るんじゃね」
バッと振り払われてしまう
藤「北山」
北「いっ、今は…触れないでくれ‥ハァハァハァ」
藤「おまえ」
北「くっ…薬‥なんかで…堕ちたくねんだ‥頼む藤ヶ谷…ハァハァハァ」
藤「‥‥‥」
その言葉は逆に。
心で感じ堕ちたいからと、俺には言ってるように聞こえ。
藤「分かった、でもそれでも欲しいと自分で限界を感じたら求めて来い」
北「‥‥っ」
藤「その気持ちは、薬なんかで惑わされたんじゃなくお前の本心だと、俺は思うから恥じる事はないんじゃね?ニコッ」
北「藤…ヶ谷‥」
藤「ふっ」
だから強情を張るのはやめ俺に甘えろよ。
そう言いたかったんだが、それから。
北「…っあ、くっ、はっ、くぅーっ」
浴室の中で響きわたる声がなにを示しているのか。
何となく分かりながらも。
俺は、北山がそこから出て来るのを。
ただ、ひたすら待ち続けるしかなく。
ジャアーッ!ジャァーッ
きっとあいつは自分の指を尻の穴に入れ洗い流そうと必死なんだろう。
北「…っ、うっ‥ぁ…」
それで、効果が消えるとは思えないが。
思いながらも、時間だけが過ぎて行く。
ガチャ!
藤「ハッ、大丈夫か?」
そして、やっと浴室の扉が開き出て来たこいつは。
北「ねっ…寝る‥クッ」
真っ赤な顔しながら、そう言うと。
藤「おっ、おいメシ」
北「いらね」
今度は、そのままベットの中へ潜り込んでしまい。
とき既に夜―
仕方なく簡単に夕飯を済ませ。
自分も風呂へ入ると布団の中へソッと身を沈めた。
その身体に触れないよう、気を配りつつ。
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タマが俺に宣戦布告し部屋を出て行ったあと。
北「…っ、ハァハァハァ」
藤「ちょ、お前どこへ行くんだよ」
北「ふっ、風呂…入っ‥て来る…クッ」
北山はまだ思うように動けない身体を起こし。
フラつきながら、浴室へと向い。
藤「なっ、手伝おうか」
北「いい…ってば‥クッ」
藤「無理すんな」
が、その姿に見てられなくなった俺が手を差し出した途端に。
北「触るんじゃね」
バッと振り払われてしまう
藤「北山」
北「いっ、今は…触れないでくれ‥ハァハァハァ」
藤「おまえ」
北「くっ…薬‥なんかで…堕ちたくねんだ‥頼む藤ヶ谷…ハァハァハァ」
藤「‥‥‥」
その言葉は逆に。
心で感じ堕ちたいからと、俺には言ってるように聞こえ。
藤「分かった、でもそれでも欲しいと自分で限界を感じたら求めて来い」
北「‥‥っ」
藤「その気持ちは、薬なんかで惑わされたんじゃなくお前の本心だと、俺は思うから恥じる事はないんじゃね?ニコッ」
北「藤…ヶ谷‥」
藤「ふっ」
だから強情を張るのはやめ俺に甘えろよ。
そう言いたかったんだが、それから。
北「…っあ、くっ、はっ、くぅーっ」
浴室の中で響きわたる声がなにを示しているのか。
何となく分かりながらも。
俺は、北山がそこから出て来るのを。
ただ、ひたすら待ち続けるしかなく。
ジャアーッ!ジャァーッ
きっとあいつは自分の指を尻の穴に入れ洗い流そうと必死なんだろう。
北「…っ、うっ‥ぁ…」
それで、効果が消えるとは思えないが。
思いながらも、時間だけが過ぎて行く。
ガチャ!
藤「ハッ、大丈夫か?」
そして、やっと浴室の扉が開き出て来たこいつは。
北「ねっ…寝る‥クッ」
真っ赤な顔しながら、そう言うと。
藤「おっ、おいメシ」
北「いらね」
今度は、そのままベットの中へ潜り込んでしまい。
とき既に夜―
仕方なく簡単に夕飯を済ませ。
自分も風呂へ入ると布団の中へソッと身を沈めた。
その身体に触れないよう、気を配りつつ。
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