
薔薇寮の淫
第6章 仕掛けられたら罠
・横尾side
夜、北山が俺の部屋へ来た
横「なるほど、それでここへ来たってわけ」
太輔と話しがしたい、そう言って。
北「あいつは何処で?」
全ては、計画通りに進んでいる。
横「俺の前で話すのなら、呼んでも構わない」
もうこいつは手の中へ飛び込んでしまったのも同然だから。
北「分かった早く呼べ」
逃げ出すことは出来ないんだ。
横「ふっ、そう急くなよ」
北「はっ?」
横「なんか飲む?ニコッ」
北「そんなのいらない変な物でも入れられたら堪らないし」
横「ははっ、俺は裕太みたいな事はしないって」
北「信用できないな」
横「ところで、あの後どうしたんだ?ニッ」
北「‥‥っ」
横「さしずめ、太輔にして貰ったってとこだろうが」
北「グダグタ言ってないで早く呼べ俺はお前と話しに来たんじゃないんだから」
ふっ、そんなふうに強気な態度でいられるのも今の内
横「分かった、おいニカはいるか」
今夜は寝かさないから覚悟しとけよ。
ニ「なーに わったー みっミツ!?」
北「なんだ、お前もいたんだ フッ」
ニ「あぁ」
横「ニカ、太輔はどうしている」
ニ「千賀やタマと一緒に、向こうにいるけど」
横「こっちへ来れるか」
ニ「うん、まぁーね」
横「なら呼んで来い」
ニ「分かった」
さてと、いったい何の話をするつもりなんだ?
藤「呼んだか、ハッ、北山」
だがそれもこいつには必要なこと。
藤「どうして来た俺に任せろって言ったろ」
太輔がどんな思いでここまで来たかって事を知ったらお前どうする?
答えは簡単さ。
ミツは、自分から俺に身を差し出す決心をすることになるだろう。
必ずな、フッ
だがそれはあくまでもスタートでしかない。
肝心なのは、その先なんだ
お前自身が自分の心を見つめ素直になり本心を認めること。
そうでなければ前には進めない。
その為に俺はミツを抱く。
激しく攻め身体と心で分からせてやるんだ。
太輔がお前にとって、どれだけ大切な存在であるかということを。
さぁ、掛かって来い。
その強情な鼻っぱしをへし折ってやるから。
俺は2人の話しを聞きながら静かにそのときを待っていた。
あいつミツが、それを決断する瞬間を。
・
夜、北山が俺の部屋へ来た
横「なるほど、それでここへ来たってわけ」
太輔と話しがしたい、そう言って。
北「あいつは何処で?」
全ては、計画通りに進んでいる。
横「俺の前で話すのなら、呼んでも構わない」
もうこいつは手の中へ飛び込んでしまったのも同然だから。
北「分かった早く呼べ」
逃げ出すことは出来ないんだ。
横「ふっ、そう急くなよ」
北「はっ?」
横「なんか飲む?ニコッ」
北「そんなのいらない変な物でも入れられたら堪らないし」
横「ははっ、俺は裕太みたいな事はしないって」
北「信用できないな」
横「ところで、あの後どうしたんだ?ニッ」
北「‥‥っ」
横「さしずめ、太輔にして貰ったってとこだろうが」
北「グダグタ言ってないで早く呼べ俺はお前と話しに来たんじゃないんだから」
ふっ、そんなふうに強気な態度でいられるのも今の内
横「分かった、おいニカはいるか」
今夜は寝かさないから覚悟しとけよ。
ニ「なーに わったー みっミツ!?」
北「なんだ、お前もいたんだ フッ」
ニ「あぁ」
横「ニカ、太輔はどうしている」
ニ「千賀やタマと一緒に、向こうにいるけど」
横「こっちへ来れるか」
ニ「うん、まぁーね」
横「なら呼んで来い」
ニ「分かった」
さてと、いったい何の話をするつもりなんだ?
藤「呼んだか、ハッ、北山」
だがそれもこいつには必要なこと。
藤「どうして来た俺に任せろって言ったろ」
太輔がどんな思いでここまで来たかって事を知ったらお前どうする?
答えは簡単さ。
ミツは、自分から俺に身を差し出す決心をすることになるだろう。
必ずな、フッ
だがそれはあくまでもスタートでしかない。
肝心なのは、その先なんだ
お前自身が自分の心を見つめ素直になり本心を認めること。
そうでなければ前には進めない。
その為に俺はミツを抱く。
激しく攻め身体と心で分からせてやるんだ。
太輔がお前にとって、どれだけ大切な存在であるかということを。
さぁ、掛かって来い。
その強情な鼻っぱしをへし折ってやるから。
俺は2人の話しを聞きながら静かにそのときを待っていた。
あいつミツが、それを決断する瞬間を。
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