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松野家の事情。『おそ松さん』二次創作。

第1章 嫌い、好き、大嫌い。

いろいろと後片付けを終えても、カラ松は起きなかった。

泣きはらした目に、首もとの紅い跡。




ああ、嫌だ。




ホントに嫌い。


嫌い


嫌い













こんな自分が本当に嫌い。






カラ松が好きだと素直に言えない自分が。




こんなかたちでしか関係を保つことのできない自分たちが。





きっと今日も、カラ松は起きたら俺を笑って許すだろう。


それが嫌で。


でも,言いたいことは言えなくて。















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