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そして全神経がよりはっきりとそのｶﾀﾁをリアルに読み込んだところで、脳が自覚する前にカラダが反応してしまうんだ。

…それも今日に限っては過剰に、だ。


「…ほら、言うことをきけ」


─ｸﾞﾘｭｯ…


「ひャｩ…ﾝﾝ…ｯ!!」

「それとも、お前はこのままでいいのか……」


─ｸﾘ…ｯ…ｺﾘｯ…


「あぅ…ん、ｯ…───!!」


そんなアタシに彼は熱っぽい目差しを投げ掛けながら、溶け合う泉の傍らに生える蕾を親指の腹で擦る。

いつもに戻った悪い顔がアタシを責める。

だけどそんなのは逆効果で…


「あのな…」


…言うことをなんてきけな…ｯ…ぃ…


─ｸﾞﾁﾞｭ…ｽﾞﾁｭｩｯ…


「あぁ……ｯ───!!」


半ば強引に腰を引かれて、それを追いかけるように溢れ出す蜜…

だけど再び彼がめり込んでくれば、吸い付くように迎え入れたそこからは倍の量なんて比じゃないの蜜が溢れ出す。


「ﾌｯ…なにその洪水」


その光景に目を細めながら、アタシの反応を確かめながらゆっくりと律動を始める渚くん。

何度も覚えさせられた感覚を引き出すように深く、そしてまた馴染ませるようにまったりと犯されて…

指でかき混ぜられたときとは比べものにならない疼きがカラダの奥底から沸き上がってくる。


「…ｯ……ぁ、ｱｧ…………もっ…と……」

「もっと、なんだよ……言わないとやんない」

「は、ぁ……ｯ…」


向けられる挑発的な目差しすら甘ったるい快楽…