テキストサイズ

今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡

第6章 風邪なんてオレにうつしてさっさと治しちまえよ♡ver.渚






「言え…」

「ん、ゥ…」

「お前なら…言えるだろ?」

「ハ…、あァ…」


そんな意地悪な言の葉さえ、今のアタシには媚薬を通り越して麻薬になる。

もちろん、そう教え込んだのは目の前にいる彼本人で…


「…し……て……、もっと…」

「なに……」

「……ッ…キモチ……ヨク…」

「……どうやって?」


…あぁ、どうし…よう…

重低音の甘い声が脊髄を駆け抜けて脳を麻痺させる。


「もっと……ハ…ァ…

────…突い…て…」


彼という名のクスリを炙られたような感覚に、カラダが狂おしいほど彼を求め始めるのが自分にもよくわかる。

この人にめちゃくちゃに抱かれたいとか…

もっと泣かされたいとか…

頭に浮かぶのはもうそんなのばっかりだ。


「渚く…ンン……ッ…」


加速し始める絶対的快感へのカウントダウンにはもう逆らえない……


「……ハァ…、やべぇな……お前なんて顔してんだよッ…」


すると繋がったまま、アタシの背中に手を回した彼に上半身を抱き起こされるや否や唇に噛みつかれた。


「ふ……ぅんんッ…!!」


─グジュ……ゥッ…


途端、自分の重みが重力が逆らうことなく己のより深くまで渚くんの熱を導く。

奥まで串刺しにされ、子宮の入り口を下から思いきり刺激され、堪えきれない嬌声は後頭部を抑え込まれて塞がった口のなかに消えていく。

絡む舌と唇で口腔を目一杯犯されて息がうまくできない上に、下から軽く揺すぶられれば死んじゃうんじゃないかってくらい苦しさと気持ち良さがアタシを襲う。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ