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許されぬ恋

第1章 許されぬ恋

そのまま階段を上がって寝室に入り、私は化粧を落としパジャマに着替えベッドに座った。

もうこういう生活は慣れてきてると
自分に言い聞かせながら……

その時だった、ふと今日のライブの彼を思い出していた。

(スタイル抜群、歌も心にジーンとくる歌詞だし、お話も面白くて、でも一番印象に残ったのがあの笑顔スマイル何もかも素敵だったなあ)

そして私は考えていた。

(もしあの彼と時を過ごせたらどんなに楽しいかなあ……どんな声を出して、どんな風にあの優しそうな手で触れて接してくれるのか。)

思ってはいけないことなのに……

私はそのまま深い眠りに入っていった。

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