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許されぬ恋

第1章 許されぬ恋

[どうして、私にお話しされるのですか?]と隼人に聞いた。

すると[あの時、貴女と喫茶店で目が合いましたよね、あの後彼女よりどうしても貴女の姿が頭から離れなくて仕方なかったんです。]と隼人は言った。

[それからというもの何回もあの喫茶店に通いました。もう一度貴女に会いたくて。

ある日、あのコンサート会場で貴女を見つけました。
僕の前に座ってくれてましたよね、僕は一瞬舞台を忘れそうになりました。]

その言葉を聞いて、私は頭の中で(隼人も私と同じ事を思っていたんだ嬉しい……

でも私は顔には喜びを出さずに黙っていた。

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