憧れの二人は女王様と召使い?
第4章 告白
「うーん…」
どこに行くべきか…
いつもの場所には行けない…
お昼
私は新たに一人でいれる場所を探して歩き回っていた
こうなったら便所飯か?
あんなとこで食いたくないのに!
でも、仕方ないか…
時間もなくなってきてるし
諦めてトイレへと向かおうとした瞬間
誰かに腕を捕まれた
「はぁ…はぁ…
やっと見つけた…っ」
少し息を切らしながらそう言ったのは慧人だった
「いつもの場所に居ないし、休みかと思ったけど…っ…人に聞いたら来てるって言われて…探したんだよ」
そんな必死に探さなくても
「行こ?」
「きゃー!慧人くんと麻理恵さんのツーショットよ!」
「うっそ!私の慧人くんがぁぁぁ」
「そもそもお前は無理だろ、そんなことより麻理恵ちゃんだろ!くそ…イケメンめ…」
「ほら、人集まっちゃう」
私は仕方なく彼に腕を引かれて
いつもの場所へ結局今日も行くことになった