school life
第5章 歪む心~school life~
それからも京子へのいじめは続けた。歩が荒れて、他校の女の子と遊ぶようになったと噂が広まっている。あのプールの一件以来、十夜は京子と一緒にいる。北咲の事件以来、二人はべったりだ。楽しそうな笑顔。私の行動がもうなんの意味もないことが分かった。そんなある日。
「草川」
教室の扉を見ると黒髪でピアスもない。制服もちゃんと着ている北咲がいた。
「あんたみたいな奴がなんの用?」
「言われると思った。いやさ、ちょっと話したいからいいかな? あ、でも告白とかじゃねーぞ」
「当たり前よ」
私は北咲の言葉に立ち上がり、教室を出て、校舎裏に行く。
「草川」
教室の扉を見ると黒髪でピアスもない。制服もちゃんと着ている北咲がいた。
「あんたみたいな奴がなんの用?」
「言われると思った。いやさ、ちょっと話したいからいいかな? あ、でも告白とかじゃねーぞ」
「当たり前よ」
私は北咲の言葉に立ち上がり、教室を出て、校舎裏に行く。