テキストサイズ

犬猿の仲良し

第3章 気付いて下さい

健「璃玖のせいで恥かいたぞ!成績下がったらお前のせいだ!」
璃「は?!ルート読めない高校生なんていねーだろ!大体下がる成績もねぇだろうが!」
健「あるわ!めっちゃあるわ!」

もはや授業中であることも忘れて、俺らは口喧嘩をしていた。

先生「そこおおお!いい加減にしろおおお!」

先生に大声で怒鳴られた。
額には青筋が浮いている。

健「あーあ、怒られた」
璃「お前のせいでな」
健「は?俺じゃねーし」
璃「どう考えてもてめーだろ!」
先生「おーまーえーらぁぁああああ!!」

あ、ヤバい。
血管が今にもブチ切れそうだ。
瞳孔開きまくってるし。
本当に教師かよ。
実はヤクザ向きの人だろ。

璃・健「さーせんした」

一応素直に謝った後、互いに睨み合った。
俺達の間に、バチバチという効果音が聞こえた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ