
犬猿の仲良し
第2章 これが日常
お互い真面目にやろうと決めた5分後ぐらいに、健太が声を掛けてきた。
健「璃玖、ここ教えて」
璃「どれ…ってお前一問も進んでねぇじゃん?!何してたんだよ?!」
健「真剣に考えてたけど分かりませんでした!」
いひひっと笑う健太。
笑い事じゃねーよ。
仕方ないな。
璃「ここはこの公式を…って聞いてんの?」
説明してやってるのに上の空かのように俺の顔をじっと見てきた。
健「何で璃玖って彼女作んねーの?」
璃「はい?」
こいつは俺のストレス発症機だな。
うるさい、話を聞かない、汚物。
よくもまぁ10何年も付き合えたものだ。
健「だって、もてるし告られるだろ?何で付き合ったりしないんだよ」
璃「そんな事、お前に関係ないだろ」
健「いーや、あるね!」
璃「why?」
精密検査を受けた方がいいのでは?
健「だってお前童貞って事だろ!」
璃「あの…帰りますね」
健「待てって」
俺が鞄を掴んだ手を掴まれた。
もう家に帰してくれ。
健「何で付き合わないんだよ?」
さっさと言って帰ろう。
何でこんなくだらないことで真面目になるんだか。
璃「別に…好きな相手じゃないと付き合っても意味がねぇだろ」
健「好きなやついるの?!」
璃「いねーよ!つーか女に興味ねーし」
健「え、お前男が…」
璃「それも違う。もう帰る」
付き合ってらんねー。
大体女に興味がないからってホモとは限らないだろーが。
そもそも、ホモは嫌いだ。
本当に帰ろうとしたその時。
健「璃玖!」
璃「何だよ。」
健「明日な」
にかっと大きな口で笑いながらひらひらと手を振る健太。
俺はこの笑顔に弱いのかもしれない。イラッとしても、結局は許してしまうから。
璃「またな」
健「璃玖、ここ教えて」
璃「どれ…ってお前一問も進んでねぇじゃん?!何してたんだよ?!」
健「真剣に考えてたけど分かりませんでした!」
いひひっと笑う健太。
笑い事じゃねーよ。
仕方ないな。
璃「ここはこの公式を…って聞いてんの?」
説明してやってるのに上の空かのように俺の顔をじっと見てきた。
健「何で璃玖って彼女作んねーの?」
璃「はい?」
こいつは俺のストレス発症機だな。
うるさい、話を聞かない、汚物。
よくもまぁ10何年も付き合えたものだ。
健「だって、もてるし告られるだろ?何で付き合ったりしないんだよ」
璃「そんな事、お前に関係ないだろ」
健「いーや、あるね!」
璃「why?」
精密検査を受けた方がいいのでは?
健「だってお前童貞って事だろ!」
璃「あの…帰りますね」
健「待てって」
俺が鞄を掴んだ手を掴まれた。
もう家に帰してくれ。
健「何で付き合わないんだよ?」
さっさと言って帰ろう。
何でこんなくだらないことで真面目になるんだか。
璃「別に…好きな相手じゃないと付き合っても意味がねぇだろ」
健「好きなやついるの?!」
璃「いねーよ!つーか女に興味ねーし」
健「え、お前男が…」
璃「それも違う。もう帰る」
付き合ってらんねー。
大体女に興味がないからってホモとは限らないだろーが。
そもそも、ホモは嫌いだ。
本当に帰ろうとしたその時。
健「璃玖!」
璃「何だよ。」
健「明日な」
にかっと大きな口で笑いながらひらひらと手を振る健太。
俺はこの笑顔に弱いのかもしれない。イラッとしても、結局は許してしまうから。
璃「またな」
