
犬猿の仲良し
第12章 恋のきっかけ
謎の沈黙が続く。
健太は立ち尽くしていた。
…座ればいいのに。
でも何故か言葉に出来ない。
何を意識してんだ俺?!
健「さっきは…」
璃「待て!」
健「はい?」
璃「とっ、とりあえず座ってくれ。」
健「あ、あぁ」
自然だったよな?
健太は、俺にそう言われると、その場に座った。
正座…。
賢者タイム?
俺は思わずふ、と笑った。
すると突然、健太が口を開いた。
健「悪かった!」
璃「はっ、」
そう言って深く頭を下げる。
…あ、土下座されてる?
して欲しいとは思ったけど実際されると気分悪いな。
璃「顔上げろよ、気にしてねぇし」
嘘です。
めちゃくちゃ気にしてます。
健太は、がばっと顔を上げる。
健「ほんとか?!」
璃「おう。お前の馬鹿さ加減にはもう慣れた。それに未遂で終わったわけだし?俺も思いきり殴って悪かったな。」
何でお前ちょっと涙目なんだよ。
男に襲われそうになって泣きたいのはこっちだわ!
健太は立ち尽くしていた。
…座ればいいのに。
でも何故か言葉に出来ない。
何を意識してんだ俺?!
健「さっきは…」
璃「待て!」
健「はい?」
璃「とっ、とりあえず座ってくれ。」
健「あ、あぁ」
自然だったよな?
健太は、俺にそう言われると、その場に座った。
正座…。
賢者タイム?
俺は思わずふ、と笑った。
すると突然、健太が口を開いた。
健「悪かった!」
璃「はっ、」
そう言って深く頭を下げる。
…あ、土下座されてる?
して欲しいとは思ったけど実際されると気分悪いな。
璃「顔上げろよ、気にしてねぇし」
嘘です。
めちゃくちゃ気にしてます。
健太は、がばっと顔を上げる。
健「ほんとか?!」
璃「おう。お前の馬鹿さ加減にはもう慣れた。それに未遂で終わったわけだし?俺も思いきり殴って悪かったな。」
何でお前ちょっと涙目なんだよ。
男に襲われそうになって泣きたいのはこっちだわ!
