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Dream Kiss~それぞれのバレンタイン~

第5章 いちごバレンタイン~苺編~

 2人が帰って来ると、スタート! の合図でみんなで練習したよ。

 苺の声は相変わらず絶好調っ!! 嬉しいな♪

 終わってから苺はみんなにチョコを配りに行く。

「大輔兄ちゃんっ♪」

「ん?」

「苺、イチゴチョコレート作ったからあげるね♪」

「ありがと」

 大輔兄ちゃんは苺の頭をナデナデしてくれた。

「由璃ちゃんも」

「わ~同じだね」

「うん、由璃ちゃんと苺は、仲良しっ」

 由璃ちゃんは微笑みかけてくれた。

「琉依姉ちゃん」

「なぁに?」

「イチゴチョコレートあげる」

「ありがと。美味しく食べさせてもらうね」

 琉依姉ちゃんはリボンを結び直してくれた。

「彬兄ちゃん」

「何や?」

「苺の作ったイチゴチョコレート」

「シャレかいっ!! ま~ありがとな。あ、これやるわ」

 彬はたこ焼きをくれた。

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