Dream Kiss~それぞれのバレンタイン~
第6章 この想いに終止符を~優美編~
今日は年に一度のバレンタインデー。
いつも見送ってた私だけど今年は告白する。大好きなあの人に。
その為にチョコレートケーキを作った。箱には赤色のボールペンでハートマークを書いた。
その人とは家が隣同士。私の両親は共働き。
だからよく隣の家に預けられていた。隣の家には六歳年上の男の子が住んでた。
いつから好きになったかは分からない。物心ついた頃には好きになっていた。
私が中学一年生の時にその人が彼女を連れていた時はショックを受けたのを覚えてる。
お互い目指すものが違うとかで、その人が音楽大学進学とともに別れたらしい。
そんな懐かしいことを思っていると、待ち合わせ場所の定食屋の前に着く。
「悠っ」
私はその人の名前を呼ぶ。
そう──
その人とはDream Kissのリーダーでありドラマーの上月悠。
いつも見送ってた私だけど今年は告白する。大好きなあの人に。
その為にチョコレートケーキを作った。箱には赤色のボールペンでハートマークを書いた。
その人とは家が隣同士。私の両親は共働き。
だからよく隣の家に預けられていた。隣の家には六歳年上の男の子が住んでた。
いつから好きになったかは分からない。物心ついた頃には好きになっていた。
私が中学一年生の時にその人が彼女を連れていた時はショックを受けたのを覚えてる。
お互い目指すものが違うとかで、その人が音楽大学進学とともに別れたらしい。
そんな懐かしいことを思っていると、待ち合わせ場所の定食屋の前に着く。
「悠っ」
私はその人の名前を呼ぶ。
そう──
その人とはDream Kissのリーダーでありドラマーの上月悠。