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Dream Kiss~それぞれのバレンタイン~

第2章 ドリームバレンタイン~大輔編~

 その後は、俺はトイレに行く。


「大輔っ!」


「う゛っ……おぅわっ!」


 トイレの最中に彬に後ろから押される。


「くくくっ……おもしれぇ」


「おいおい……危うくズボン濡らしそうになっただろうがっ!」


 爆笑する彬に俺は怒鳴る。


「すまんすまん。今、しか言えないと思ったからさ」


「普通に呼べよな……ったく」

 俺は呆れた。


「お前、練習終わったら部屋に残っとけよっ。てわけで、じゃ~な」


「ちょっ……んで?」


 彬はそう言うと俺の問いかけを聞かずに出て行った。


「俺も戻るか……」


 俺は呟いてトイレを後にする。


 戻ってからは練習をした。

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