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リモーネ

第7章 ツツジ




そんなかわいいこといってるとおそっちゃうぞ☆
誰だ触られる快感を教えたのはっ…あちゃー俺かぁ~

と数時間前の脱童貞直後にセナちゃんのを触ってイかせた自分を叱責しながら(いやただのハイテンション)、セナちゃんのモノに左手を添えて右手で撫でる。

そうしてからセナちゃんをベッドに転がす

「セナちゃん、もっと気持ちいいことしてあげる。」

そして、舌を出し、顔を近づけながら、さぞかわいい顔をしているであろうセナちゃんを一目見てやろうと視線をちらりと上へ移す。

―思わず舌を引っ込めてごくりと唾をのみ下してしまった。

俺が視線を移した先には、かわいい、泣きそうな子供のような表情のセナちゃん…ではなく、欲に飢える雄の顔をした竜胆星那がいた。

それにひどく興奮してしまった俺はマゾなのかと心のなかで自分に問いかけるがとんとそんな覚えはない。

…これは、あれだ、セナちゃんだから。だ。

なんであれ、恋人の新しい1面には喜びが伴う。

もしそれが、自分を求めてくれるものだったらその喜びはひとしおだ。

なんと嬉しいことか。

俺は少し笑いながら視線を戻し、再び舌を出して昂るモノの頂点をくるりとなめた。

「…っふ」

それがよかったのかセナちゃんは声を漏らして体を震わせる。

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