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リモーネ

第7章 ツツジ



「っはぁ…っ。

か、えで、欲しい…」

息も絶え絶えになりながら俺の背中にしがみついてそう言うと、俺の尻を撫で始めた。

「…っ俺、解してくれないとこんなのはいんないよ?」

俺は突然の刺激に驚きつつ、セナちゃんを見つめて自分の額をセナちゃんの額にコツンとぶつける。

そうするとセナちゃんは俺の肩と背中を持って俺の背をベッドに押しつけ、自分は俺と反対の動きをした。

そのまま情熱的なキスをしてきて、あまりの心地よさに両手でセナちゃんの背中を上へ下へと撫でていると彼の腰が揺れているのに気がついた。

「…セナちゃん。ローションとって。」

セナちゃんは名残惜しそうに唇を離しながら枕元に転がしてあったローションを掴む

「ちょっと温めて。

夏だけど冷たいのはやだ」

ローションを俺の顔の両わきにおいてまたキスをしてこようとしたセナちゃんを制してローションを人肌に温めさせる

「手に出して、俺の…」
「わかんない。かえでがして。」

そういってローションを俺におしつける

「なんでだよ」

「なんか、むずむずしてかえでにさわったら…でる。」

でるてなんだよ。

え、なに、俺がセナちゃんにいれていただくために自分でほぐすの(満更でもないがな)

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