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リモーネ

第4章 ツルバラ





「あの、今日ずっとゲームなんですか?

俺、買い物いきたいんでちょっと抜けても大丈夫ですか?」

セナがあまりにも強すぎるために3対1で同じゲームを続行してしばらくたった頃、冷蔵庫の中身を思い出したセナがそう言う

「セナ一人でいくの?」

「?はい。そうです。」

プツン

「無理矢理お邪魔したのだからそれは申し訳ないな。

みんなで行こう」

「あんぎゃぁぁぁ!!俺!今勝ってたよね!?!?」



その後、自分が勝ち越していたのにゲームを主電源から切られて無駄に不機嫌なかえで先輩をどうにかおだてて家から連れ出し、俺と凪と神崎先輩とかえで先輩の4人で夕食の買い物兼お菓子の買い出しに出かけた





買い物が終わって、家に戻り、またゲームをする

俺が優位なのは変わらないけど、みんな強くなってきて差が狭まり、危機感を感じ始めた頃、神崎先輩が家に帰るといい始めた。

「あまり長い時間お邪魔するのは申し訳ないからね。帰るよ」

「あ、えと、気を使わせてしまってすみません。」

どうせ独りなんで大丈夫ですよと次に続きそうになった言葉を迷惑だと飲み込んでゲーム機の片付けを始めた。











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