テキストサイズ

奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第7章 中学卒業、そして高校に

 でも、情けなかったね。こんなレベルの試験しか、受けることが出来ない自分になってたことが……。


 高校じゃないだろ……。


 まあ、もちろん合格。


 中学3年には大会は出なかったから、高校に入ってからまたチャレンジしようと思った。


 学校に入ってからの勉強は、商業系がほとんどだったが、数学も物理も英語もまあ、高等学校レベルの内容でしたので「やっぱり、高校なんだな」と思いましたね。


 高校1年の頃に、マジックショップの店員さんにいただいた手紙に書かれていた電話番号に、電話をかけてみたんです。


 だが、女性の方が出たし、店員さんの名前もわからなかったから「間違えました」と切った。


 いや、今思えば、当時は名前を知ってたかもしれない。いま、忘れてるんだろうな……。


 たぶん……。


 で、趣味としてのマジックはしていたんですが、アルバイトをはじめて、稼いだお金でマジックの道具を揃えることにした。


 餃子の王将、ファミレスのフレンドリー、お寿司屋さん、日本料理店、なぜか、食べ物系ばかり。


 狙いは、賄い料理が食えるから。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ