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僕らはずっと…

第2章 学校

いつも通り授業を受けて、

祐冬とバカな話をして、

部活に行って、

今日も1日が終わる。




祐冬はサッカー部で今頃は一生懸命練習しているのだろう。


祐冬は俺が春への思いを話した後も、今までどうりに接してくれる。

ほんとにいい友達を持ったと思う。


祐冬とは今年からクラスが一緒になって、一番一緒にいる友達だ。




俺は今、暇を持て余して、何となく数学の問題を解いている。


教室にはもう誰もいなくて、夕方の教室はなんだかしんみりして、嫌いじゃない。



下校時刻まであと30分以上ある。

俺は春がくるのを数学とともに、待っている。





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