
僕らはずっと…
第2章 学校
学校に着き、春とは2年生の教室がある二階で別れる。
「じゃあな。放課後、教室で待ってるから。」
「うん、ありがと。じゃあね。」
春と手を振りあって別れた。
俺は2年A組。
春は2年F組。
先生達の策略なのか分からないが、昨年も今年も俺と春は端と端のクラスにされている。
正直がっかりだし、ドジな春が少し心配だ。
中学生の時春はあまり仲のいい友達が出来なくて、いつもさみしそうにしていた。
そんな時はいつも俺のところに来ていたから、かわいかった。
でも高校生になった今では友達も出来たようで、学校に来てからはあまり俺に会いに来なくなった。
そのせいもあり、クラスも遠いこともあり、なんだかさみしい。
でも、いつまだも一緒にいられる訳じゃないのだと割り切るしかないのだ。
「はぁ。」
春の後ろ姿を見守りながらため息を廊下に落として、階段上がってすぐの俺のクラス入口へと向かった。
「じゃあな。放課後、教室で待ってるから。」
「うん、ありがと。じゃあね。」
春と手を振りあって別れた。
俺は2年A組。
春は2年F組。
先生達の策略なのか分からないが、昨年も今年も俺と春は端と端のクラスにされている。
正直がっかりだし、ドジな春が少し心配だ。
中学生の時春はあまり仲のいい友達が出来なくて、いつもさみしそうにしていた。
そんな時はいつも俺のところに来ていたから、かわいかった。
でも高校生になった今では友達も出来たようで、学校に来てからはあまり俺に会いに来なくなった。
そのせいもあり、クラスも遠いこともあり、なんだかさみしい。
でも、いつまだも一緒にいられる訳じゃないのだと割り切るしかないのだ。
「はぁ。」
春の後ろ姿を見守りながらため息を廊下に落として、階段上がってすぐの俺のクラス入口へと向かった。
