
僕らはずっと…
第12章 ふたり
春を俺の部屋のベッドに寝かせる。
「しゅう〜。早く寝よ。」
春がベッドの上で俺を呼ぶ。
やっぱそうだよな。一緒にって、一緒のベットでってことだよな。
え、でもこれって。え?手出していいの?いや、ダメか。
前嫌がられたし、泣かれたし、春わかってなさそうだし。
うーーん。うーーん。うーーーん。
というか俺、耐えられるのか?
春と同じベッドとか、いつぶり?
好きな子と同じベッドとか普通耐えれる?ムリだろーー。
でも拒否れないよな~。
手出していいならそりゃさ、正直出したいよ。
そりゃあね。絶賛出したい。
「ねーーしゅう?大丈夫?」
春が布団にくるまりながら問いかける。
「あ、うん。大丈夫。」
「ほら柊。早く。」
そう言って春が布団を広げる。
あーーーもうっ!どうでもなれ!!
そう心を決め布団の中に俺は入った…。
