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僕らはずっと…

第3章 涙

俺は春にキスをしながらゆっくりボタンを外す。

一つ一つ丁寧に。


春、ごめんね。



そんな思いがを押し殺して俺は手を進める。最後の一つを外した。



春はキャミソールとを着ていた。



その下からそっと手を入れる。






その時。春の顔が目に入った。






泣いていた。




こんなに泣いている春を見たのは久しぶりだった。







泣かせたのは誰?











俺だ。






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