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僕らはずっと…

第1章 朝

「「いただきます。」」


2人で手を合わせる。


今日の朝ごはんは、ご飯とみそ汁と目玉焼き。

まずはみそ汁を飲んだ。

その様子を向かいに座っている春がじっと見つめている。



「どお?薄くない?」


心配そうに聞いてくる。

「うん。おいしいよ。」


俺は笑顔で答える。

不安がることないのに。春の料理はいつだっておいしい。


「よかったぁ。」

春が笑顔を浮かべる。

春の笑顔を見る度に、俺は幸せな気持ちになる。と同時に、小さくうずくのだ。



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