はじめで終わる物語
第1章 惑星レオナカバオ
鏡の向こうに映る村長ヨマネーズは、自分が裸だと気が付いたのか、あわててこちらに向かってくる。
チャップは冷静に、鏡を床にふせた。
「うおっ!? こらチャップ!! なにをした!! おい!! 応答せよっ!!」
床でフタをされ、ヨマネーズはこちらに入れない。
しばらくすると、なにか静かになった。
チャップは、ソッと鏡を戻して見る。
二人の警察官に腕を掴まれて去り行く、ヨマネーズの後ろ姿がみえた。
「あら……捕まった。まあ、ちょっとは静かになるな。さて、勇者か……鏡よ、せめて勇者がいる場所を見せてよ」
そうすると、鏡が別の場所を映し出した。
「うおっ!! これ、本当に鏡か? ここに勇者がいるんだな?」
チャップは、その鏡をジッと眺め、様子を見ていた。
まだ見ぬ勇者を見つけるために……。
【おしまい】
チャップは冷静に、鏡を床にふせた。
「うおっ!? こらチャップ!! なにをした!! おい!! 応答せよっ!!」
床でフタをされ、ヨマネーズはこちらに入れない。
しばらくすると、なにか静かになった。
チャップは、ソッと鏡を戻して見る。
二人の警察官に腕を掴まれて去り行く、ヨマネーズの後ろ姿がみえた。
「あら……捕まった。まあ、ちょっとは静かになるな。さて、勇者か……鏡よ、せめて勇者がいる場所を見せてよ」
そうすると、鏡が別の場所を映し出した。
「うおっ!! これ、本当に鏡か? ここに勇者がいるんだな?」
チャップは、その鏡をジッと眺め、様子を見ていた。
まだ見ぬ勇者を見つけるために……。
【おしまい】