無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

俺は樹が吐き出したものを飲み込んだ。
俺たちの関係に、凜は気付くだろうか。
もう今更なことだと思うけど。


「このまま続けるよ。」

「うん。」


俺の言葉に頷く凜が、頬を赤らめているのがわかる。
ローションを手に取り、樹の後ろの孔へ指を入れていく。
恥ずかしさからか樹はロを開かずギュッと閉じて声を出さないようにしている。

俺は前立腺への刺激を始める。
自分にも電流が流れるような快感が全身を駆け巡る。
２度目の射精感が湧き上がるのを感じて指を抜いた。
そこへ自分の硬く起ち上がるそれを入れていく。

奥まで入ったとこで俺は止めて、樹にそのまま覆い被さるように倒れ込む。
中が温かくて気持ちがいいのと同時に自身の身体の奥が早く刺激が欲しいと疼く。
キュッと締め付けられる。


“お前まさかこのままやんのか？”

“やるしかないでしょ”


小声で話す声は凜に届かない。


「そのまま止まってて。何も言わなくていいから。動かないでよ。」


“動かないなら動かないでキツイな。”

“このままイってもバレんだろ。動くなって言われてんだし。”


奥は疼き、刺激が欲しくて、樹の中で繋がるそこは、締め付けられ、今にも果ててしまいそうな状態になっている。