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栖桜兄弟の未来設計

第4章 思った通りだ

軽く唇が触れ合うだけのキスをした。


「樹、高校卒業したら2人でどこかに住もうか。」

「俺も同じこと考えてた。決まりだな。」


樹と2人だけの生活は邪魔が入らなくていい。
そして時々あいつらと絡むんだ。
そうすると刺激もあって良い毎日を送れると思う。
大学は行こうと思うから、学生生活も楽しくなっていいかな。


「樹も大学行くよね?」

「ん?行く気でいるけど、どうした?」


樹に寄りかかり、肩に頭を乗せた。
たまにはこうして甘えるのもありかな。


「学費2人分だから、今もそうだけど。2人暮らし許可でるかな。」

「あー、家から通えない所で探せばいい。同じ大学で探すか?学科両方あるとこ。あいつらにも言っておいたほうがいいんじゃないか?」

「うん。それいいね。2人には言うよ。4人一緒ならまだまだ楽しいのにね。」


樹と高校卒業後の話をしながら飲み物を飲んでまったりとした時間を過ごした。
2人はまだまだ起きられないかもしれない。
おもいっきりやり過ぎたかな。
でもきっと2人もハマると思うんだ。


「進路も考える時期だしな。資料集めするか。」

「そうだね。2人が起きたら話してみようよ。」
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