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栖桜兄弟の未来設計

第4章 思った通りだ

渉の唇をふさぐように自分の唇を重ねる。
唇の隙間から舌を滑り込ませ、口内を舐め回す。
腰を動かし、渉を絶頂へと導く。
自分の体内に感じる快感を頼りにイイ場所を突いていく。


「んっ…んんっ…はぁっ…んーーーー」


渉がイキそうなことは感じ取れる。
俺自身も絶頂が近いことから、締め付けられ、奥を強く突き、共に熱を放つ。
渉に抱き寄せられ、俺も抱きしめる。


「明日からが楽しみだなぁ。ね、樹。」

「渉、あまりいじめてやるなよ。俺も程々にしてやろうと思ってるんだから。」


唇を触れ合わせながら、まだ繋がりを残し、会話をする。
何かを企むような顔をする渉を見て、やっぱりと思う。
俺も渉ほどではないにしても楽しみな気持ちはある。


「樹だって、あの2人弄ってみたいと思ってるよね。」


正直少しは思ってるな。
渉には隠し事は出来ないことはわかってる。


「渉ほどじゃないけどな。反応が面白かったし。」


ニヤリと笑う渉に、呆れながらも俺は今回も最後には便乗してしまうだろうと思った。
弄る気満々だな。
唇を重ねると、首に手を回してきた渉が、繋がったままのそこを締め付けて来る。
再び元気を取り戻した俺は、腰を動かす。

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